セカンドライフを考えたとき、普通の人々は「収入面」も含めて考えますよね。私ももちろんそうです。
では、定年退職後の人生を充実させるために必要なことは?
仕事、趣味、仲間、お金……人それぞれ求めるものは違うと思いますけれど、趣味と実益が一致したらいいなあ、楽しく稼げたらいいなあ、と考える人は多いのではないでしょうか。
収入が必要な方の場合、今までの職場で働き続けながら趣味に猛進する、今まで経験を生かして新しい仕事を探す、未経験の分野に仕事として挑んでみる……などを考えるはずです。
Webサイトで「セカンドライフ/仕事」と入れるとAIの回答としては、「介護スタッフ、タクシードライバー、マンション管理人、家事代行スタッフ、Webライター、清掃業務、コンビニなど販売員……」などなどが出てきます。
「セカンドキャリア/資格/50代/女性」と入れると、またすごい数が出てきて、「ファイナンシャル・プランニング技能士、キャリアコンサルタント、宅地宅建取引士、社会保険労務士、介護福祉士、医療事務資格、日本語教師、中小企業診断士、登録販売者、保育士、マンション管理士、行政書士……」などなど。
楽しいセカンドライフを考えるとき、「収入」「健康維持」「やりがい」は必要ですが、それにがんじがらめになってしまう人は多いと思うんです。
今までさんざん働いてきたのだから、楽しく稼いで、ちょっとやりがいがあって、人のためになることを!……すると当然まずは自分が好きなことを考えますよね。
そこで、私がとりあえず取り組んでいる(取り組んでしまった)こと、「通訳ガイド」について紹介したいと思います。
今までずっと好きだった趣味は「旅行」。仕事でもプライベートでもあちこち行きました。日本であれば、“ちょい行き”も含めれば、47都道府県、全部行ったことがあります。考えてみれば自分の人生そのものが旅だと思ったりもします。
そんななかセカンドライフを考えていて、パッと思い浮かんだことは、「通訳ガイドになる!」です。
皆さん、通訳ガイドって、どういう仕事だと思いますか?
私のイメージは、①とにかく試験が難しそう。②先輩が取ったけれど、そんなに就職に役立たないと言っていた。③人に気を使う仕事は大変そう。
そう、当初はマイナスイメージが先行していたのです。
でも、歴史好き、世界遺産好き、観光好き、人に楽しんでもらうことも好き……そういえば昔、旅行会社でガイドの仕事がしたくて「旅行主任者」の資格を取るべく、教科書をそろえたっけ……海外から来た方が日本のいろいろな土地や文化を楽しむ、そのお手伝いをすることは悪くないなあ……昨今のインバウンドの多さを見ると、きっと仕事はあるはず……と、将来的にセカンドライフの“糧”にしたいという欲望がふつふつと沸いてもきたのです。
しかし、ものすごく重大な問題がありました。「英語」です。たいしてしゃべれないのです。海外の人とコミュニケーションを取ることは嫌いではないけれど、「英会話」はずっと放置してきました。
自慢ではないけれど成績は悪いほうではないんです。英語も、昔ながらの「文法」や「翻訳」は得意です。最後の機会だと思って、マジで勉強しよう! とにかくずっと、世界の人としゃべりたかったんだ!
そう考えると同時に、目に留まったものがありました。「地域通訳案内士」です。観光庁のホームページによれば、「特定の地域内において、報酬を得て、通訳案内(外国人に付き添い、外国語を用いて、旅行に関する案内をすることをいう)を生業とする」とされており、「特定の地域において、その固有の歴史・地理・文化等の現地情報に精通した者であり、各自治体が行う研修受講を通じて『地域通訳案内士』として登録を受けた方々になります」とのこと。
さてここで、改めて「全国通訳案内士」について説明しましょう。近年、取得が難しい国家資格として上位に位置づけられているのではないでしょうか。言語によって合格率に違いはあるようですが、だいたい10~15%とのこと。この資格、単純に「なんだかカッコイイ!」と思いませんか?
しかし、前述の先輩や知人にも資格を取った方がいますがそのほとんどが、海外勤務経験アリの方や英語が必要な職業の方がリタイア後に趣味もしくは実益のため取得したケースです。語学もキャリアもある方々が「意外に難しかったのよ」「2回落ちたの」なんて言っているではありませんか。

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