ゴルフ――この言葉を聞いて、みなさんはどのような印象を持ちますか?
接待に使うもの、お金がかかるスポーツ、旦那が週末ごとに楽しそうに向かう場所、旦那がお小遣いすべてをつぎ込む遊び、始めるまでが面倒くさい……どれも正解です。
私はこのブログで、「ゴルフのススメ」を書いていくわけですが、そこに共感があってもなくても構いません。でも、少しでも興味を持ってくださった方がいたら嬉しいと思っています。セカンドライフを豊かなものにする1つの選択にゴルフがある。それは声を大にして言いたい!
私は今、50代です。でも、私の周りには、50代でゴルフを始めた女性もたくさんいます。
かくいう私がゴルフを始めたのは30代半ば。大学卒業後就職した会社での仕事にも慣れた頃でした。それまでは、多くのみなさんと同じように「おやじのスポーツ」「なぜ仕事以外で接待してストレスをためないといけないのか」「時間とお金がかかる遊び」などと思って半分馬鹿にしていました。電車のホームで傘を持ってしまうと素振りをするお兄さんも、飲み会のときに「あそこのOBが痛かったなあ」「まあまあ、19番ホールを楽しみましょうよ」などと嬉しそうに話すおじさんたちも、ゴルフウェアで休日をすごすお父さんたちも、はっきりいってダサいと思っていました。
私がゴルフを始めたきっかけは何だったのか……もはやはっきりは覚えていません。会社の先輩に誘われて……それでも強制されていないことは間違いないんです。離れて暮らしている父と共有する時間がほしかった……これは事実です。何か長く続けられるスポーツを探していた……これも事実。そのとき、仕事面で多少時間に余裕があった……こういうタイミングがないと始めませんよね。
そんなとき、父に軽く「私もゴルフしようかなあ」と話をすると、当時ゴルフに“多少”ハマっていた父から、すぐにハーフセットがドーンと送られてきました。たぶん、激安の初心者用レディスハーフセット、当時で2~3万円くらいのものを買ってくれたのでしょう。一応新品で、キャディバッグも付いていました。
元来、私はスポーツが大好きなのです。観ることもプレーすることも。習い事も意外に好き。新しいことに取り組むとなるとワクワクします。そうと決めたらまずは、誰かに教わらないといけません。会社の先輩に少しでも言うと、“教え魔”となり、うるさく厳しく練習場で鍛えられるに違いありません。始めたことを悟られないように“先生”は自分で探すべし! 新聞広告に掲載されていた近所の練習場のスクールに入ることにしました。この探し方、昭和ですねえ。
選んだレッスンは週に1度、1時間。仕事が終わって電車でも行ける場所を選びました。レッスン代金は確か6回で1万円くらい。もちろん、最初に授業料を振り込みました。途中でやめないように自分を縛るためです。
さて、記念すべき第1回目のレッスン。一応ドキドキしながら練習場に着きました。同じクラスに5人くらいいたでしょうか。50代くらいのレッスンプロが全員に教えていきます。まずは当然、グリップの握り方。そしてアドレスの仕方を教わりました。最初は7番アイアンを使います。すべてのクラブの「真ん中」のクラブだから。これも教える側のセオリーなのです。
しかし、グリップやアドレスに関して具体的に何を教わったか、まったく覚えていません。これこそ、今の私のゴルフの実力を物語っています。そして次に言われたのは「とりあえず打ってみて」。最初はもちろん空振りです。そして少しずつクラブの先に当たったりするようになり、そのうちなぜか、1球、当たる瞬間がやって来るのです。それは50ヤードくらいしか飛ばないのですが、ボールが前に飛ぶと嬉しいもの。打ち続けていると、さらに手応えのある当たりが出たりして、「自分はすごく上手いのではないか」と一瞬勘違いしてしまいます。しかし後にいろいろな方に聞くと、上手い人はだいたい1発目から「いきなりスコーンと飛んで気持ちよかった」というような表現をしますね。
ということで、私のゴルフ人生における“初日”はなかなか楽しい思いができました。「これは、続けられるかもしれないなあ」と思えました。そのちょっとした充実感からか、翌日会社に行き、思わず先輩に「昨日、ゴルフに行ったんですよ」などと口を滑らせてしまったのです。そのときの先輩の嬉しそうな反応は忘れられません。「一人仲間が増えたな」。これも昭和ですねえ。
このブログでは、私のゴルフライフと、ゴルフ仲間の声を紹介しながら、その楽しみ方を考えてみたいと思います。

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